弱い力で流すだけで上昇肌の完成!“なでるだけ”美顔法とは?
「マッサージは強くて痛い方が効果がでる」と思っていませんか?
もしかすると、間違った力加減で行うセルフマッサージが、肌の老化を招いているかもしれません。
今回ご紹介するのは、「麻布 サラ・クリニコス」の代表・磯部敏弘さんが提唱する“なでるだけ”美顔法(ISOBE-BEAUTE イソベボーテ)。肌が指に触れているだけの優しいフェザータッチで、肌はツルツル、目元はぱっちり、頰はキュッと上向きに!究極に簡単で、肌への負担をかけない、驚きの美顔法に迫ります!
私たちの体内には、細胞と細胞の間を流れる「間質液」という体液が存在します。間質液は、新鮮な酸素や栄養素、水分を細胞へと運び、さらに、不要となった老廃物や水分を排出してくれる働きをします。同じく老廃物の通り道として「リンパ液」がありますが、リンパ液と間質液の割合は2:8と、圧倒的に「間質液」の方が多くを占めています。
つまり、この間質液を正常に流してあげることで、老廃物が排出され、肌に栄養が行き渡るため、むくみやくすみのない美肌を手に入れることができるのです。
実はこの間質液を流そうと、リンパ液と同様に強い力でマッサージすると、逆に流れが滞ってしまい、栄養を送ることも老廃物を排出することもできないのだとか。間質液を正常に流すためには「弱い力」で「なでる」———これこそが、なでるだけで美肌が手に入れられるカラクリなのです!
その他に、弱い力でも美肌効果が出る理由として、以下が挙げられます。
・ 体には強い力を嫌う仕組みがある
強い力では変化を受け入れようとしなかったり、後戻りがあったりするのに対し、弱い力は素直に変化を受け入れ、定着させやすいのです。
・ セルフケアでは強い力が逆効果になることも
体のことを熟知しているプロでない限り、間違った部分に力を加えてしまうと、体を痛めてしまうこともあります。その点、なでるだけのメソッドは、セルフケアでも副作用なしで安心。
・ リラックス状態だと体を修復させやすい
なでるだけの優しい力でリラックスしていると、副交感神経が優位になり、体を回復させやすくなります。

なでるだけ美顔法で、最も重要なのが「力加減」。もっと言えば、この力加減さえ気をつければ、手の温度に気を配ることも、美肌に効くツボを知る必要もなく、セルフエステが可能なのです。
指先を肌の上で滑らせたときに、シワができないくらい。
これが、なでるだけ美顔法の力加減の基準です。人の皮膚にはゆるみがあり、その程度に個人差があります。そのため、「シワができないくらい」を頭において、鏡を見ながら、自分だけの力加減を知ることから始めましょう。
イメージとしては、ベースメイクの最後に取り入れるフィニッシュパウダーを化粧筆を使って滑らせるときと同じくらいのフェザータッチが理想。
「ふわ〜っとして気持ちいい」と思える力の感覚を覚えましょう。

それでは、なでるだけ美顔法の基本のステップを紹介していきます。
【その1】額の横ジワが薄くなる!?「額をなでる」
眉から髪の生え際まで、上方向に優しく指でなでます。10回程度が理想ですが、額が硬めの人は多めに行って。
【その2】クマが一掃され目元スッキリ!「目周りをなでる」
目をつぶった状態で、目頭からこめかみに向かって、上まぶたと下まぶたを指先でなで、こめかみで5秒キープ。こめかみで止まった指先をさらに耳のあたりまで滑らせると、小顔効果がアップ!
【その3】たるんだ頰が上向きに!「ほうれい線〜眉をなでる」
右手の指先で、左のおとがい(ほうれい線の延長線上にあるアゴの骨)から口角、鼻のわき、右の眉頭まで一気に優しくなでます。次に眉頭から眉尻までさっと流して指を離します。
むくみを感じやすい朝と晩に行うのが理想ですが、時間がとれないときは、気になるところを気になったときにやるだけでもOK!簡単でリラックス効果もある「なでるだけ美顔法」、ぜひ試してみてください。

もしかすると、間違った力加減で行うセルフマッサージが、肌の老化を招いているかもしれません。
今回ご紹介するのは、「麻布 サラ・クリニコス」の代表・磯部敏弘さんが提唱する“なでるだけ”美顔法(ISOBE-BEAUTE イソベボーテ)。肌が指に触れているだけの優しいフェザータッチで、肌はツルツル、目元はぱっちり、頰はキュッと上向きに!究極に簡単で、肌への負担をかけない、驚きの美顔法に迫ります!
なでるだけで美肌になれるのはなぜ?
私たちの体内には、細胞と細胞の間を流れる「間質液」という体液が存在します。間質液は、新鮮な酸素や栄養素、水分を細胞へと運び、さらに、不要となった老廃物や水分を排出してくれる働きをします。同じく老廃物の通り道として「リンパ液」がありますが、リンパ液と間質液の割合は2:8と、圧倒的に「間質液」の方が多くを占めています。
つまり、この間質液を正常に流してあげることで、老廃物が排出され、肌に栄養が行き渡るため、むくみやくすみのない美肌を手に入れることができるのです。
実はこの間質液を流そうと、リンパ液と同様に強い力でマッサージすると、逆に流れが滞ってしまい、栄養を送ることも老廃物を排出することもできないのだとか。間質液を正常に流すためには「弱い力」で「なでる」———これこそが、なでるだけで美肌が手に入れられるカラクリなのです!
その他に、弱い力でも美肌効果が出る理由として、以下が挙げられます。
・ 体には強い力を嫌う仕組みがある
強い力では変化を受け入れようとしなかったり、後戻りがあったりするのに対し、弱い力は素直に変化を受け入れ、定着させやすいのです。
・ セルフケアでは強い力が逆効果になることも
体のことを熟知しているプロでない限り、間違った部分に力を加えてしまうと、体を痛めてしまうこともあります。その点、なでるだけのメソッドは、セルフケアでも副作用なしで安心。
・ リラックス状態だと体を修復させやすい
なでるだけの優しい力でリラックスしていると、副交感神経が優位になり、体を回復させやすくなります。
気をつけるのは、なでるときの「力加減」!

なでるだけ美顔法で、最も重要なのが「力加減」。もっと言えば、この力加減さえ気をつければ、手の温度に気を配ることも、美肌に効くツボを知る必要もなく、セルフエステが可能なのです。
指先を肌の上で滑らせたときに、シワができないくらい。
これが、なでるだけ美顔法の力加減の基準です。人の皮膚にはゆるみがあり、その程度に個人差があります。そのため、「シワができないくらい」を頭において、鏡を見ながら、自分だけの力加減を知ることから始めましょう。
イメージとしては、ベースメイクの最後に取り入れるフィニッシュパウダーを化粧筆を使って滑らせるときと同じくらいのフェザータッチが理想。
「ふわ〜っとして気持ちいい」と思える力の感覚を覚えましょう。
フェザータッチで目元はぱっちり!頰は上向きに!

それでは、なでるだけ美顔法の基本のステップを紹介していきます。
【その1】額の横ジワが薄くなる!?「額をなでる」
眉から髪の生え際まで、上方向に優しく指でなでます。10回程度が理想ですが、額が硬めの人は多めに行って。
【その2】クマが一掃され目元スッキリ!「目周りをなでる」
目をつぶった状態で、目頭からこめかみに向かって、上まぶたと下まぶたを指先でなで、こめかみで5秒キープ。こめかみで止まった指先をさらに耳のあたりまで滑らせると、小顔効果がアップ!
【その3】たるんだ頰が上向きに!「ほうれい線〜眉をなでる」
右手の指先で、左のおとがい(ほうれい線の延長線上にあるアゴの骨)から口角、鼻のわき、右の眉頭まで一気に優しくなでます。次に眉頭から眉尻までさっと流して指を離します。
むくみを感じやすい朝と晩に行うのが理想ですが、時間がとれないときは、気になるところを気になったときにやるだけでもOK!簡単でリラックス効果もある「なでるだけ美顔法」、ぜひ試してみてください。

磯部敏弘/麻布 サラ・クリニコス代表
ISOBE-BEAUTE(イソベボーテ)創始者。早稲田大学卒業後、北京中医薬大学で習得した中国伝統医学、カイロプラクティック、オステオパシー、整体などの治療技術を学び、無痛で効果が高い施術にたどり着く。代表を務める「麻布 サラ・クリニコス」は、女優やモデルもお忍びで通う人気サロンに。「Vogue paris」「FIGARO paris」などのフランス雑誌でも取り上げられ、海外でも活躍中。著書に「さわるだけ!なでるだけ!美肌小顔術」(講談社)がある。
ISOBE-BEAUTE(イソベボーテ)創始者。早稲田大学卒業後、北京中医薬大学で習得した中国伝統医学、カイロプラクティック、オステオパシー、整体などの治療技術を学び、無痛で効果が高い施術にたどり着く。代表を務める「麻布 サラ・クリニコス」は、女優やモデルもお忍びで通う人気サロンに。「Vogue paris」「FIGARO paris」などのフランス雑誌でも取り上げられ、海外でも活躍中。著書に「さわるだけ!なでるだけ!美肌小顔術」(講談社)がある。