コロナ禍においてWEB会議が当たり前になり、自分の顔をまじまじと見る機会が増え、ギョッとしたことはありませんか？女性の見た目年齢を一気に上げてしまう“顔のたるみ”。しかし毎日少しずつ変化するため、これまでなかなか自分では気づきにくいものでした。自分の肌と向きい、いつまでもハリのあるみずみずしい肌をキープしましょう！

あなたは大丈夫？“たるみ肌”チェックシート

まずは、自分の肌が“たるみ肌”かどうかをチェックしてみましょう。以下から、当てはまるものを選んでください。ひとつでも当てはまれば、たるみが始まっている可能性大！

□涙袋が大きくなった
□頬のふくらんでいる部分の位置が下がってきた
□頬の下の方に影ができている
□自然に口を閉じると、口角が下がって見える
□ほうれい線が目立つようになった
□首のシワが深くなってきた
□顎下の肉をつまめる
□輪郭がぼんやりとしている
□両方のコメカミに指を添えて皮膚を持ち上げると、顔が若返る
□最近目元に小さなシワができた
□クマが目立つ

「肌の弾力低下」によるたるみの原因と対策

肌の弾力を支えているのは、肌の“真皮層”。真皮層は、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった成分によって構成されています。肌の弾力をキープするには、これらの成分が正しいバランス・正しい構造で作用することが必要です。

しかしこの真皮層、とってもデリケート。加齢や不規則な生活で簡単にバランスを崩してしまいます。赤ちゃんの肌はみずみずしくピンッとしたハリがありますが、加齢によりヒアルロン酸などの美肌成分が減少し、肌のみずみずしさはどんどん失われてしまいます。さらに、紫外線やタバコ、乾燥、食生活の乱れ、睡眠不足などが肌の真皮層にダメージを与え続けた結果、シミやシワ、たるみといったエイジングサインを発生させてしまうのです。

毎日の何気ないクセがたるみを招く？

ご紹介しました通り、様々な要因からたるみが生じていることが分かりましたが、なんとか予防・改善する方法はないのでしょうか？！
お金をかけずに今すぐ始められる、たるみ改善のためのおススメ“プチ習慣”をご紹介します。

最近思いっきり笑ったりしてないかも…深層筋を鍛えてたるみを改善！
無表情で生活をしていると、血液から栄養分を運ぶ役割をしている「深層筋」の血流が悪くなり、たるみを加速させてしまう原因に…。楽しいときには思い切り笑うなど、表情が豊かになることで血流が良くなり、たるみを予防してくれます。日中どうしても無表情で過ごすことが多い人は、顔ヨガやフェイスマッサージを取り入れてみては？

猫背の恐怖…体調にもたるみにも悪影響
PCのディスプレイに向かって顔をグッと突き出すような悪い姿勢を続けていると、首や頬の皮膚が下方向へ引っ張られてしまい、たるみの原因になります。普段から良い姿勢を心がけ、姿勢矯正アイテムを活用したり、姿勢を整えるストレッチやトレーニングを取り入れてみることが大切です。猫背の人は、胸周りの筋肉が硬く、体幹が弱っている人が多いため、1日10分でもいいので毎日継続できるストレッチを取り入れてみるのが◎

「糖化」は美肌の大敵！
たるみ予防において意識ほが良いポイントは「糖化」です。体内でたんぱく質と糖が結びつくことで、肌の弾力繊維にダメージを与えて、たるみを進行させてしまうこの恐ろしい糖化。予防するには血糖値が上がりづらい低GIの食品を選んだり、低GI食品から先に食べたりというような、食べる順番に気を付けることも大切です。

たるみの原因はひとつではなく、いくつもの悪いクセや習慣が重なって起きる可能性が高いようです。お肌の表面をケアするだけでなく、体全体を整えることに意識を向けてみてくださいね。

＜参考・参照元＞
肌エイジングのメカニズム アロエステロール研究所｜森永乳業
【医師監修】顔のたるみの原因と解消法 |スキンケア大学
猫背の原因は2つ！ストレッチと呼吸で姿勢美人になる方法│ストレッチポールⓇ公式ブログ
糖化を防ぐ食品＆サプリメントは？｜糖化対策まるわかりガイド