基本の「き」から始めよう。目元の正しい洗顔方法
無知は罪!?ありがちなNG洗顔方法7つ
「皮脂や汚れはしっかり落とさなきゃ!」と、こんなやり方で洗顔をしていませんか?
・冷水、または熱いお湯で洗っている実はこれ、すべて肌を乾燥に導く可能性のある洗顔方法なのです。顔の中でも目元は皮膚が薄いため、特に乾燥しやすい部分。そして、乾燥は目元の小ジワを生む大きな原因となります。このような洗顔方法を続けていると、シワの溝が深くなって、大ジワへと発展してしまうかも。一度大ジワができてしまうと、改善することは困難です。
・2分以上しっかりと時間をかけて洗っている
・アイメイクもその他の部分のメイクも同じ洗顔やクレンジング剤を使用している
・泡立てネットで泡を作る際には、水をほとんど含ませていない
・顔をゴシゴシと擦るように洗っている
・洗顔後、タオルで顔を擦るように拭いている
洗顔は、スキンケアの基本中の基本。小ジワの段階で適切なケアを行いましょう。
しっかりメイクオフ!目元の正しいクレンジング方法

メイクが肌に少しでも残っていると、シワや色素沈着の原因となってしまう可能性があるため、クレンジングの段階でしっかりとメイクオフしておくことが重要です。ただし、クレンジング剤は肌への負担が大きいため、できるだけ素早く済ませることが理想です。しっかりめになりがちなアイメイクは、専用のリムーバーであらかじめ落としておきましょう。ポイントメイクの落とし方は以下の通りです。
①まず1枚のコットンにたっぷりとリムーバーを含ませ、2枚に裂いて10~20秒ほどまぶたにのせて、メイクを浮かせます。
②その後、ゆっくりとコットンを下に動かして拭き取ります。
③上下のアイラインやマスカラは、コットンを4つ折りにし、折り目のカーブを使ってやさしく丁寧に取り除きます。
④最後にティッシュでまぶたを押さえて、リムーバーの余分な油分を取り除いたあと、顔全体のメイクをクレンジングで落とします。
※綿棒を使う場合は、先をほぐしてやわらかくした後に、リムーバーをしみ込ませて使います。
※目元の皮膚にダメージを与えないように特に注意しましょう。
ピンッ!と上向きの若々しい目元を作る
正しい洗顔方法
顔に菌や汚れが付着しないよう、まずは洗顔の前に手をよく洗いましょう。その後、ぬるま湯でさっと顔を洗い、毛穴を開かせて余分な皮脂や汚れを落としやすくします。
水温は、体温より少し低い32度位がベスト。熱すぎると肌を保護するために必要な皮脂まで奪われてしまい、反対に冷たすぎると、皮膚がぎゅっと縮まって、毛穴の汚れなどが落ちづらくなってしまいます。
続いて洗顔料をよく泡立て、顔を洗っていきます。摩擦を軽減するためによく泡立てることは大切なポイントです。そのため、泡立てネットを使うこと自体は良いのですが、水分をほとんど含ませず固めの泡を作ってしまうと、逆に肌への刺激となります。少しずつ水分を含ませながら、手と顔の間のクッションとなるようなやわらかい泡を作りましょう。
皮脂が多いTゾーン→頬→目元や口元のデリケートゾーンの順番で洗顔していきます。ゴシゴシと擦るように洗うと摩擦が刺激となってしまうため、円を描くような手の動きで泡を転がすように洗うことがポイントです。凹凸があるところは指をクルクルと動かすようにして、細かい部分の汚れもしっかり落としていきましょう。皮膚が薄い目元は、特にやさしく丁寧に。
洗顔は1分~1分半以内にさっと終えて、皮脂の取り過ぎや、肌への過度な負担になるのを防ぎましょう。泡が残らないように、しっかりとすすぐことも重要です。ゴシゴシとこすり落とすのではなく、手の平を使って肌にお湯をつけるようなイメージです。泡が残りやすい髪の生え際やこめかみに注意しながら、30回程度すすぎましょう。すすぎ後は清潔なタオルで水分を拭き取ります。布を肌に当てるようにして水分を吸収させ、皮膚との間に摩擦を起こさないように気をつけましょう。
ちなみに、乾燥対策としてしっとりタイプの洗顔料を選ぶ方がいますが、洗顔料に含まれる潤い成分は、すすぎの際に流れてしまうため過信は禁物。洗顔の目的は汚れを落とすことですから、本来の目的に沿った洗顔料を選ぶことが大切です。
<参考元>
【医師監修】目元のシワができる原因とは? | スキンケア大学
【医師監修】乾燥肌の化粧品選び(2)洗顔料 | スキンケア大学
【医師監修】正しいポイントメイク落としの方法 | スキンケア大学
正しい洗顔できていますか?洗顔は美肌スキンケアの第一歩!|美肌になる☆スキンケア化粧品.com