オリーブスクワランと組み合わせた油溶性フラーレン化粧品原料「リポフラーレン」
抗酸化力が高く、活性酸素を除去する能力はビタミンCの172倍※もあると言われているフラーレン。いま話題のエイジングケアの代表選手です。でも、フラーレンは「ただ混ぜる」だけでは化粧品に配合できないこと、知っていましたか?どうやって化粧品に配合されているのか、その効果は?フラーレン化粧品原料のヒミツ、ご紹介します。
ドクターも認めた水溶性フラーレン

スーパー抗酸化成分と言われるフラーレンですが、実は水には溶けず、油にも溶けにくいのです。つまり、そのままでは化粧品に配合することは難しいということ。
化粧品に混ぜやすく、安全性が高く、しかもフラーレン入り。いくつものハードルをクリアしなければ、フラーレンを化粧品原料として世に送り出すことは困難でした。長い期間と多くの試験を経てついに完成したのが、水に溶けやすい「ラジカルスポンジ」。
水には全く溶けなかったフラーレンが、水に簡単に溶かすことのできる化粧品原料となりました。活性酸素との反応性が高い最新の抗酸化物質として科学者の間で注目されていたフラーレンですから、化粧品原料として実用化されたと聞き最初に関心を抱いたのは、皮膚の専門家である美容外科や皮膚科のドクターです。安全で安心して使える化粧品原料としてその評判は瞬く間に広まり、今では1500を超えるクリニックでフラーレン配合化粧品が取り扱われています。
油に溶けやすい、油溶性フラーレン

多くの化粧品は、お肌と同じ水と油でできています。水溶性フラーレン「ラジカルスポンジ」が広まり、フラーレンの高いエイジングケア効果が認められるようになると、油溶性のフラーレン化粧品原料を求める声が出てきました。
そこで開発されたのが、「リポフラーレン」。ほとんど油にも溶かすことができないフラーレンですが、試行錯誤の末ようやく植物性スクワランにフラーレンを溶解したリポフラーレンの開発に成功しました。
ラジカルスポンジが水溶性なら、リポフラーレンはいわばその油タイプ。こうして、水と油両方のフラーレン化粧品原料が揃ったのです。
ラジカルスポンジとリポフラーレン、どちらもフラーレンが入っているので抗酸化力などの効果に違いはありませんが、クリームなど油分の多い化粧品には、リポフラーレンの方が肌なじみがよくなるとも言われております。
さらに原料メーカーが行った試験では、リポフラーレンを配合したクリームを塗布することで目元のシワの数が減るという結果が出ています。オイルリッチな製品にぴったりのリポフラーレンは、こっくりとしたクリームやオイル美容液への配合が最適。目まわりのスキンケアにもリポフラーレンはおすすめです。リポフラーレンで明るい目元を目指しましょう!
リポフラーレン配合の製品には、このマークが!
※出典:『生産と技術』第60巻 第一号 P50-54 松林賢司(社団法人生産技術振興協会,2008)
ドクターも認めた水溶性フラーレン
「ラジカルスポンジ」

スーパー抗酸化成分と言われるフラーレンですが、実は水には溶けず、油にも溶けにくいのです。つまり、そのままでは化粧品に配合することは難しいということ。
化粧品に混ぜやすく、安全性が高く、しかもフラーレン入り。いくつものハードルをクリアしなければ、フラーレンを化粧品原料として世に送り出すことは困難でした。長い期間と多くの試験を経てついに完成したのが、水に溶けやすい「ラジカルスポンジ」。
水には全く溶けなかったフラーレンが、水に簡単に溶かすことのできる化粧品原料となりました。活性酸素との反応性が高い最新の抗酸化物質として科学者の間で注目されていたフラーレンですから、化粧品原料として実用化されたと聞き最初に関心を抱いたのは、皮膚の専門家である美容外科や皮膚科のドクターです。安全で安心して使える化粧品原料としてその評判は瞬く間に広まり、今では1500を超えるクリニックでフラーレン配合化粧品が取り扱われています。
油に溶けやすい、油溶性フラーレン
「リポフラーレン」

多くの化粧品は、お肌と同じ水と油でできています。水溶性フラーレン「ラジカルスポンジ」が広まり、フラーレンの高いエイジングケア効果が認められるようになると、油溶性のフラーレン化粧品原料を求める声が出てきました。
そこで開発されたのが、「リポフラーレン」。ほとんど油にも溶かすことができないフラーレンですが、試行錯誤の末ようやく植物性スクワランにフラーレンを溶解したリポフラーレンの開発に成功しました。
ラジカルスポンジが水溶性なら、リポフラーレンはいわばその油タイプ。こうして、水と油両方のフラーレン化粧品原料が揃ったのです。
リポフラーレンの効果
ラジカルスポンジとリポフラーレン、どちらもフラーレンが入っているので抗酸化力などの効果に違いはありませんが、クリームなど油分の多い化粧品には、リポフラーレンの方が肌なじみがよくなるとも言われております。
さらに原料メーカーが行った試験では、リポフラーレンを配合したクリームを塗布することで目元のシワの数が減るという結果が出ています。オイルリッチな製品にぴったりのリポフラーレンは、こっくりとしたクリームやオイル美容液への配合が最適。目まわりのスキンケアにもリポフラーレンはおすすめです。リポフラーレンで明るい目元を目指しましょう!

もっとフラーレンについて知るには!
※出典:『生産と技術』第60巻 第一号 P50-54 松林賢司(社団法人生産技術振興協会,2008)