冬の紫外線も要注意!!手遅れになる前に光老化対策を!

ふと鏡を見た時、昔の写真を見た時、「あー、歳とったなぁ。」と感じたこと、ありませんか?年齢を重ねたのでしょうがない、なんて思っている人もいるかもしれませんが、肌の老化の原因が何か知っていますか?
肌老化の原因は、大きく分けると「自然老化」と「光老化」の2つと言われています。「自然老化」は、加齢に伴う内的要因の老化です。これは、なかなか食い止めるのは難しいかもしれません。ですが、肌老化の原因の約8割は「光老化」と言われているのです。
暴飲暴食、不規則な生活…もちろん、それも起因していると思いますが、シミやシワ、たるみと言った肌老化の大きな原因になっているのは光老化です。光老化対策をする事が美肌維持には絶対不可欠!と言う事で、今回は光老化についてご紹介します。
光老化って何?

光老化は、文字通り「光」…つまり紫外線等の外的要因による老化です。外的要因であれば、防ぐことが可能なのです。
実際に、顔と腕の内側の肌を比べてみて下さい。おそらく、腕の内側の方がシミやシワが少なく綺麗なはず!
顔は、紫外線対策をしている人は多いと思いますが、露出が多く、四六時中紫外線等の光にさらされており、光老化現象が起きやすい部位です。しかし、腕の内側はほとんどが服に覆われているため、光にさらされる事もほとんどありません。このため、腕は紫外線の影響をほぼ受けておらず、光老化によるシミやシワが現れにくい場所と言えます。
つまり、顔でも光老化を予防すれば、腕の内側のような綺麗な肌を保つ事も可能なはずなのです。
光老化対策には、何をすればいい?

光老化への一番の対策方法は、日焼け止めや日傘などで紫外線から肌を守ることです。
また、肌だけでなく、目から受けた紫外線がシミの原因となるメラニンを増加させる事もわかっているので、サングラスも有効です。
そして、紫外線によって起きる老化の原因の憎き悪者は「活性酸素」。活性酸素は、紫外線に当たった時だけでなく、その後も増え続ける為、活性酸素を抑える抗酸化ケアも有効です。
抗酸化成分は、ビタミンCやフラーレン、コエンザイムQ10など色々あります。実は、抗酸化成分は紫外線で壊れやすい物も多いのですが、フラーレンは紫外線に照射されても高い抗酸化力を発揮することが確認されています!更に、その抗酸化力は長時間続くのです。
突然、シミが出来た!こんなところにシワやたるみも・・・。ある日突然気づく老化現象ですが、そのシミは昨日今日の問題ではなく、数年前に浴びた紫外線が原因なんて事もあるんです。20~30年前は、子供は夏に海やプールで黒くなるのが当たり前。と思っていましたが、今では、子供でも日焼け止めを使う時代。更に、「日焼け止めは夏だけ!」と思っているのも大間違い!!確かに、夏と比較すると冬の紫外線は少なくなるのは事実ですが、紫外線は1年中降りそそいでいます。また、紫外線はどこに当たるかにより反射率が異なるのです。真夏の暑い時、アスファルトからの光のはね返りが酷い、と言われる事がありますが、実は雪の反射率はそれとは比較にならないほど高いのです。

引用元:紫外線の性質|気象庁
この時期、スキーやスノーボード等のウィンタースポーツを楽しむ方は、特に注意が必要です!雪の多い場所にいる方、行く予定のある方、また南国リゾートにお出掛け予定のある方は、特に念入りに紫外線対策をして下さい。
美は1日にしてならず!365日の光老化対策が10年、20年後の肌に大きな影響を与えます!いつまでも綺麗な肌を手に入れる為に、日頃から日焼け止めや抗酸化成分が配合されたスキンケアコスメを活用し、光老化対策を心がけましょう!
<参考・参照元>
光老化の説明 | 光老化啓発プロジェクト