おでこのシワは、女性の顔を老けさせる要因のひとつ。見た目年齢を一気に上げてしまうので、本人にとってはショックが大きい肌悩みの一つですよね。でも安心してください。初期のシワであれば、自分で緩和することも可能ですよ。

どうしておでこにシワができてしまうの？

おでこにシワができるのは加齢が原因だと思っていませんか？確かに年齢が上がれば上がるほど、私たちの肌にはシワが刻まれやすくなります。でもよく周りの人を見てみてみると、若くても深いシワがある人と、ある程度の年齢でもシワが少ない人がいることに気付くはず。

おでこにシワができる原因は、

（1）紫外線や乾燥による肌への負担
（2）表情のクセや生活習慣

この二つに大きく分けられます。

「歳をとったらおでこにシワができるのは当たり前」というのは思い込み。あなたのおでこのシワは、あなた自身の日常生活における行動によって刻まれている可能性もあるのです。

原因1：紫外線や乾燥による肌への負担

おでこは、頬の高いところや鼻筋と並んで日差しを直に受けやすいパーツ。それだけに紫外線にさらされる機会が多く、ダメージが蓄積する可能性が高くなります。

紫外線を浴びると、肌の表面だけでなく肌の奥の方までダメージを受けるというのはみなさんご存知のとおり。肌細胞が壊れることで肌の弾力やうるおいが奪われ、シワができやすい肌状態が進んでしまうのです。

シワを増やさないようにするには、外出するときはもちろんですが、屋内でも紫外線対策をすることが大切です。

原因2：表情のクセや生活習慣

手鏡を持ち、自分の顔を見ながら喜怒哀楽の表情を作ってみてください。シワができやすい場所が見えてきますよね。

驚いたときや悲しいときなど、感情の変化に伴って、無意識のうちにおでこにシワを寄せている人は少なくありません。年齢とともに肌はシワが刻まれやすい状態になっているうえに、毎日の表情グセで着々と自らシワを刻んでいるのです。

「じゃあ、無表情で過ごせばいいんだ」と思う人もいるもしれませんが、それも間違い。無表情でいると顔の表情筋が衰え、目元や口角の皮膚などがたるみ、老けた印象につながりやすくなってしまいます。

自分の表情グセを知り、ずっと同じ表情をし続けることを避け、表情豊かに過ごすのが、おでこのシワを改善するためのポイントになります。

おでこのシワは断固拒否！簡単マッサージを始めよう

自分で簡単にできるケア方法は、毎日のマッサージ。表情筋のコリやクセをほぐしていきます。

お風呂に入りながら行うと、血行が促進されてプラスの効果が期待できます。スキンケアのワンステップとして行う場合には、マッサージクリームを使うなどお肌に負担をかけないように気を付けて。紫外線対策を行うこと、同じ表情をキープせず、表情豊かに過ごすことに加え、毎日のマッサージを習慣にしてみてください。

毎日少しずつ刻んできたおでこのシワは、簡単に消えるものではありません。しかし、シワができてしまった原因を把握して、改善するための方法を実践することによりシワの改善が期待できます。諦めず毎日続けることが大切です！


＜参考・参照元＞
【医師監修】なぜ、おでこにシワができるの？ | スキンケア大学
【医師監修】マッサージで、おでこのシワを改善 | スキンケア大学