早めのケアが重要! 秋冬に増える乾燥小じわの原因・お手入れ方法
乾燥小じわが気になる秋冬に心がけたい、スキンケアのポイント
秋の深まりとともに気になり始める乾燥小じわ。乾燥小じわはしわの中でも、早めに適切な保湿ケアをすれば目立ちにくくなる、しわの初期段階です。「できてしまったものはしょうがない…」と諦めず、すぐにケアを始めましょう!
乾燥小じわの原因やお手入れ方法、乾燥小じわ対策に役立つ成分を解説します。
乾燥小じわの特徴・原因とは? 秋から冬にかけて増える理由
乾燥小じわのケアを始める前に、そもそも小じわとはどのようなしわを指すのか、特徴と原因を押さえていきましょう。- 小じわの特徴・深いしわとの違い
肌は表面から順に、表皮、真皮、皮下組織と3つの層になっていますが、小じわができるのは表皮。表皮に小じわがある状態が長く続くと、次第に真皮にまで進行し、しわが深くなります。
しわは「小じわ」から「深いしわ」へと段階的に進むもの。そのため、小じわは「しわの初期段階」と言えます。
- 小じわができる原因・秋冬に増える理由
また、表皮にある角層の水分が不足すると、肌本来の柔らかさが失われ、肌がかたくなります。すると、皮膚の動きが定着しやすくなり、小じわができてしまうのです。
小じわが「乾燥小じわ」と呼ばれるのは、肌の乾燥が原因のしわであるため。同じ理由で、小じわは気温と湿度の低下によって肌がカサつきやすい、秋冬に増える傾向にあります。

気になったらすぐに始めて! 乾燥小じわ対策のポイント
角質ケアと、角層へのうるおい補給によって、乾燥小じわは目立ちにくくなると期待できます。しわが定着する前にケアを始めましょう!
- 角質ケアで肌表面を柔らかくする
かたい角質をオフできれば、しわが定着しにくい柔らかな肌に。同時に、後から使うスキンケアアイテムが角層に浸透しやすい状態に整います。
- 保湿ケアと紫外線対策で角層の乾燥を防ぐ
スキンケアを化粧水だけで終わらせてはNG。油分を含む乳液・クリームのいずれかを必ず塗布して肌にうるおいを閉じ込め、角層が乾かないようにしましょう。
美容液や部分用クリームを併用すると、より効果的です。
皮膚が薄くカサつきやすい目元・口元は、特に小じわができやすいパーツ。秋冬は肌質を問わず、目元・口元まで抜かりなく保湿してください。
スキンケアアイテムは、ヒト型セラミドやライスパワー®No.11、モイストフラーレンNなど、高保湿成分を配合したものを選びましょう。
「乾燥による小じわを目立たなくする」と表示された、効能評価試験済みの製品もおすすめです。
また、気温・湿度の低下だけでなく、紫外線も肌を乾燥させます。紫外線は年中降り注いでいるため、秋冬もUV対策をお忘れなく。

秋冬の乾燥小じわ対策で、若々しい肌印象の春を迎えよう
小じわの原因である、乾燥によってキメが粗くなった肌に化粧品の効果が表れ始めるまでには、最低でも1ヶ月程度かかります。お手入れは継続が大切。春になってから鏡の前で「なんだか老けた……?」と思わないためにも、秋冬は小じわケアを続けましょう。
スキンケアの成果は春を迎える頃、きっと肌が応えてくれます。
文 :コスメコンシェルジュ・コスメライター 鳴海 千穂
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