「光老化」――という言葉、なんとなく耳にしたことはあるけれど、どういう状況でどういうダメージがあるのか、詳しいことはわからない……。いったいどれほど肌にとって大きな問題なのか、「光老化」の脅威から免れるために私たちはどんなケアをするべきなのか。近い未来、若々しい肌を死守するためにも知っておくべき「光老化」について、しっかり学びたい！

そんな願いに応えてくれるのは、フラーレン研究歴10年、ビタミンC60バイオリサーチ株式会社 青島央江さん。光老化とその対策をお聞きしました。

【Q】そもそも光老化って何ですか？

【A】紫外線など光によるダメージで、肌が老化する現象です！

紫外線を無防備な状態で浴びると、肌の老化につながります。実際、顔や腕など紫外線が当たりやすい部分に比べて、日焼けをしにくいお尻や二の腕の内側の肌は、透明感があるツルンッとした若々しい状態を保てていませんか？ その肌状態の違いこそ、紫外線など光によるダメージが肌の衰えを加速させるという証拠なのです。

光老化は、自然老化に比べて著しく肌のキメが変形し、肌色がくすんだり、シワやシミができたり、たるんできたりといった、女性なら誰もが避けたいと思うエイジングサインを引き起こす原因になります。

【Q】なぜ光を浴びると肌の老化につながるのですか？

【A】光を浴びると活性酸素が発生し、肌をサビさせてしまうからです。

本来、活性酸素は有害物質から身を守るための大切な物質です。けれど、光をたっぷり浴びて必要以上に活性酸素が発生すると問題が起こります。その活性酸素に触れた細胞膜やDNAなどが酸化してしまうと、新しい肌をつくる力や美しい状態を保つ機能が弱まってしまい、シミやシワ、たるみ、乾燥など、肌老化の原因となるのです。

【Q】光老化から肌を守るためには、どんなスキンケアをすればいいですか？また、フラーレンがいいという噂は本当ですか？

【A】活性酸素を無害化する抗酸化力が非常に高いフラーレンでのケアがおすすめ！

老化最大の原因ともいわれ、美肌を目指す女性にとって天敵のような存在になっている紫外線。完璧に遮断するというのは不可能に近いことですよね。光老化による肌ダメージを最小限にするためにはサンケア剤（日焼け止め）をうまく活用することが重要です。さらに、肌の老化を防ぐには抗酸化成分によって、活性酸素を取り除くというケアも重要になってきます。その抗酸化力に非常に優れているのがフラーレンです！

抗酸化成分としてよく知られているビタミンCと比べると、フラーレンのパワーはその250倍※とも言われています。また、多くの抗酸化成分は、光に弱いと言われていますが、フラーレンは、紫外線照射下でもしっかりと抗酸化力を発揮。さらに一度抗酸化力を発揮するとすぐに効力がなくなってしまうのに対し、フラーレンは長時間（12時間以上も抗酸化力が継続するという調査結果も！）、働きを持続させることができるというスーパー成分なのです。もし、紫外線など光によるダメージを受けたとしても、フラーレン配合のスキンケアを日頃から使っていれば、活性酸素による被害をもみ消すような強力サポーターとして活躍します。

老化の8割の原因を占めるともいわれている光老化に怯え、必死にUVケアに取り組んでいる人も多いでしょう。けれど、思うようにダメージが防ぐことができず、日に日にエイジングが目立ってくる肌にお手上げ……なんていう状態なら、抗酸化成分であるフラーレンで光老化を回避するという方法はまさに目からウロコ！ 未来の若く美しい肌を守るためにも“フラーレンケア”を早速はじめるのが正解ですね。

※出典：『グルコサミン研究6』 P61-67 青島央江（ファンクショナルフード学会,2010,7）

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