【Q13】抗酸化成分といえば、ビタミンCやビタミンEもあるけど、フラーレンのほうがなぜ効果が長続きするの?

【Q13】抗酸化成分といえば、ビタミンCやビタミンEもあるけど、フラーレンのほうがなぜ効果が長続きするの?

ビタミンCをはじめとする抗酸化成分はいくつもありますが、その持続性に大きな差はあるのでしょうか?また、持続力が優れているというフラーレンはどうしてそんなに効果が長続きするのかというのも気になるところ。
まとめて、フラーレン研究者歴10年以上、ビタミンC60バイオリサーチ株式会社 青島央江さんに答えていただきました。


【A】 フラーレンの活性酸素除去のメカニズムは、他とは違う!独特の吸着&分解型が強くて持続性も格別な抗酸化力を発揮します。


ビタミンCやビタミンEは肌を守るために自らが酸化するという働き方をするため、即効性はあっても、長時間力を保つことができません。
その点、多くの研究から、フラーレンの活性酸素除去メカニズムは、活性酸素を取り込む(活性酸素吸着型)か、触媒的に活性酸素を分解する(活性酸素分解型)ということがわかっています。
この独特なメカニズムが、長い時間パワフルな抗酸化力を生み出す秘訣なのです。実験でも、ビタンミンC誘導体やビタミンEと比較して、フラーレンのほうが長時間細胞の生存率が高いという結果が出ています。

出勤やお買い物をするだけでも紫外線を完全に避けるというのは難しいもの。ましてや、スポーツやアウトドア、リゾート遊びなど、アクティブに充実したライフスタイルを過ごそうと思うと、紫外線による肌被害は何倍も拡大します。
その生活を続けながらも、年齢を感じさせないフレッシュな美しさを保つには、長時間に及ぶ活性酸素という天敵との戦いを制するほかに道はなし! その援軍となるのが、フラーレンです。
強く長く働く抗酸化力を味方につければ、秋頃、紫外線ダメージでガクンと衰えを感じている周囲と差をつける最善の策になるはず。ぜひ、エイジング対策の強い味方であるフラーレンを普段のスキンケアに取り入れてみてくださいね。

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青島央江/ビタミンC60バイオリサーチ株式会社 研究開発本部マネージャー 博士(工学)


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