サンケア専用のフラーレンが新登場! 光老化から肌を守る力、赤みの軽減力がアップ
6月初旬、日本の化粧品産業が一歩先の素材や技術を世界に向けて発信する『CITE Japan 2017』にて、フラーレンの新原料が発表されました。このニュースをフラーレンの魅力を追求する『フラーレン美ラボ』が放っておけるワケがない!! ということで、その最新情報を美容ライターの金子優子がレポートします。早速、その情報をキャッチしに、発売元であるビタミンC60バイオリサーチ株式会社のブースを訪れました。
写真左)フラーレンそのもの 右)サンガードフラーレンA
その最新の新原料というのが、『サンガードフラーレンA』。これは、フラーレン配合の化粧品原料としては初のサンケア専用品なのです。ここで、「あれ? でも、今までもフラーレンを使ったサンケアがあったはず……」と思った方は、かなりのフラーレン通ですね。
そう、これまでもフラーレン配合の日焼け止めやUVケアコスメは存在していましたが、実は、ラジカルスポンジやリポフラーレンといった別の原料を使用していたそう。しかし、“通年紫外線ケア”が常識となりつつある昨今、「サンケアに特化したものへのニーズが高まり、専用原料の開発が進められました」と研究員の兵頭小百合さんが『サンガードフラーレンA』が時代に後押しされ、望まれる形でデビューしたことを教えてくださいました。

ユーザーの私たちにとって、なによりも気になるのは、『サンガードフラーレンA』の美肌力や専用品であることのメリット。ラジカルフラーレンやリポフラーレンでもすばらしい威力を発揮していたからこそ、その上をゆく実力がどんなものなのか、期待が膨らみます。そこで、兵頭さんに解説していただいた三大魅力をまとめました。

『サンガードフラーレンA』の特徴は、日焼け止めに汎用的に使われている紫外線吸収剤(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)にフラーレンを安定的に配合した原料というのがポイント。もともと、フラーレンには、紫外線を浴びることで発生する活性酸素という“肌サビ”“肌老化”の元凶から肌を守る強い力を持っていますが、注目すべきは、紫外線吸収能の向上効果なのです。しかも、シワやたるみ、シミの原因となるUVAも肌を黒く日焼けさせるUVBを併せた結果が20%程度アップするというデータには驚くばかり。
強い日差しを浴びると、肌がすぐに赤くなってしまうという人に朗報!『サンガードフラーレンA』を配合することで、紫外線による赤みにどれだけ違いが出るのかを証明しているのがこの画像です。左から、なにも塗らない状態、『サンガードフラーレンA』を配合していない日焼け止めを塗布、『サンガードフラーレンA』配合日焼け止めを塗布した状態に紫外線を照射して比較すると、1日後、日焼けの赤みに違いが!『サンガードフラーレンA』があるかないかで、赤みが大きく抑えられるというのがわかります。
もし、たかが、赤みでしょう……なんて思っているなら、それは大きな間違い! 赤みとは炎症を起こしている状態のため、これを防げることで、色素沈着やシミ、肌あれを回避できるなど、後の美肌レベルにも大きく影響してくるのです。
『サンガードフラーレンA』は、サンケアの実力が飛躍的によくなり、快適に使えるようになる可能性に大きく貢献するに違いなし! そして、『CITE Japan 2017』を訪れていた世界各国の化粧品関係者からの注目度も高く、今後、日本のみならず、世界中のコスメで使用される新原料となる予感に胸が高鳴ります。化粧品原材料の発売日は、今年7月1日。優秀なサンケア製品となり、私たちユーザーの手元に届く日が待ち遠しいですね。
現在のフラーレン原料ラインナップ:写真手前、左からオリーブスクワランと組み合わせた油溶性フラーレン化粧品原料「リポフラーレン」、世界初の水溶性フラーレン化粧品原料「ラジカルスポンジ」、「フラーレン」、保湿力と浸透力が加わったフラーレン化粧品原料「モイストフラーレン」、24時間スキンケアを可能にするフラーレン化粧品原料「ヴェールフラーレン」。
写真奥、左から「ラジカルスポンジ」製品パッケージ、フラーレンの構造模型、「ヴェールフラーレン」製品パッケージ
新原料『サンガードフラーレンA』登場!

その最新の新原料というのが、『サンガードフラーレンA』。これは、フラーレン配合の化粧品原料としては初のサンケア専用品なのです。ここで、「あれ? でも、今までもフラーレンを使ったサンケアがあったはず……」と思った方は、かなりのフラーレン通ですね。
そう、これまでもフラーレン配合の日焼け止めやUVケアコスメは存在していましたが、実は、ラジカルスポンジやリポフラーレンといった別の原料を使用していたそう。しかし、“通年紫外線ケア”が常識となりつつある昨今、「サンケアに特化したものへのニーズが高まり、専用原料の開発が進められました」と研究員の兵頭小百合さんが『サンガードフラーレンA』が時代に後押しされ、望まれる形でデビューしたことを教えてくださいました。

ユーザーの私たちにとって、なによりも気になるのは、『サンガードフラーレンA』の美肌力や専用品であることのメリット。ラジカルフラーレンやリポフラーレンでもすばらしい威力を発揮していたからこそ、その上をゆく実力がどんなものなのか、期待が膨らみます。そこで、兵頭さんに解説していただいた三大魅力をまとめました。
『サンガードフラーレンA』のすごいところ!メリット1:紫外線吸収能が約20%もアップ

『サンガードフラーレンA』の特徴は、日焼け止めに汎用的に使われている紫外線吸収剤(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)にフラーレンを安定的に配合した原料というのがポイント。もともと、フラーレンには、紫外線を浴びることで発生する活性酸素という“肌サビ”“肌老化”の元凶から肌を守る強い力を持っていますが、注目すべきは、紫外線吸収能の向上効果なのです。しかも、シワやたるみ、シミの原因となるUVAも肌を黒く日焼けさせるUVBを併せた結果が20%程度アップするというデータには驚くばかり。
『サンガードフラーレンA』のすごいところ!メリット2:紫外線による赤みが圧倒的に出にくくなる!

もし、たかが、赤みでしょう……なんて思っているなら、それは大きな間違い! 赤みとは炎症を起こしている状態のため、これを防げることで、色素沈着やシミ、肌あれを回避できるなど、後の美肌レベルにも大きく影響してくるのです。
『サンガードフラーレンA』のすごいところ!メリット3:テクスチャーの心地よさを追求できる
これまでは、紫外線カット能力を上げようとして吸収剤を増やすと、質感の重さにつながることも。けれど、『サンガードフラーレンA』の持つ高い高酸化力、そして、「メリット1」で紹介したように紫外線吸収能が格段にアップする恩恵によって吸収剤を減らすことができれば、吸収剤の配合量を抑えられる可能性が出てきます。サラリとした爽やかな日本人好みのテクスチャーが実現しやすくなるのです。『サンガードフラーレンA』は、サンケアの実力が飛躍的によくなり、快適に使えるようになる可能性に大きく貢献するに違いなし! そして、『CITE Japan 2017』を訪れていた世界各国の化粧品関係者からの注目度も高く、今後、日本のみならず、世界中のコスメで使用される新原料となる予感に胸が高鳴ります。化粧品原材料の発売日は、今年7月1日。優秀なサンケア製品となり、私たちユーザーの手元に届く日が待ち遠しいですね。

写真奥、左から「ラジカルスポンジ」製品パッケージ、フラーレンの構造模型、「ヴェールフラーレン」製品パッケージ