化粧品ってどうやってできているの? ~化粧水編~
みなさん、化粧水はお好きですか?
しゃばしゃばしたもの、とろっとしたもの、白濁しているもの、化粧水にはいろいろな種類があり、なんと日本人女性の約90%が使用しています。この使用率は世界でまれにみる高い数値です。
今回は皆さんが使用している化粧水には基本的にどのような成分が含まれているのか、簡単にご紹介いたします。
スキンケアアイテムは「化粧水」→「美容液」→「乳液またはクリーム」と段階を踏んでいくのが基本となっています。
それにはきちんとした理由があります。化粧水は、お肌(角質層)を柔らかくし、次に使用する美容液やクリームなどをなじみやすくするためのアイテムです。化粧水の構造としては、「水」と「水性成分」がそのほとんどを占めます。お肌に水だけをかけるとすぐに蒸発してしまうので、保水機能がある「水性成分」を加えることで保湿機能が付与されます。
保湿機能があるといっても、洗顔後、化粧水だけのケアではすぐに乾燥が起きてしまい、いずれごわごわのお肌になってしまうかもしれません。また、お肌になじむ水分量は限られていますので、化粧水をある程度なじませたら、美容液、乳液、クリームなどで最終ステップまで一気に進めるようにしてくださいね。
では化粧水と美容液、この2つは何が違うのでしょうか。定義を確認すると、美容液は「化粧水と異なって粘度があり、保湿機能と共にクリームや乳液のようなエモリエント機能を持つもの」とされていて、エッセンスとも呼ばれます。
近頃は美容液のような高機能化粧水がたくさん販売されています。化粧水も美容液も80%以上が水性成分を占めていますので非常に似ている部分がありますが、美容液は目的に応じた美容成分が含まれていることが特徴といえます。
とはいえ、化粧品の種別は、消費者の方が商品を選択するための基準となるよう、化粧品メーカーが自由に決めることができます。そのため、製品によっては美容液より化粧水に美容成分がふんだんに入っているということもありますので全成分表示で配合成分を確認してみてください。
とりわけ化粧水の使用率が高い日本は、ドラッグストアの品揃えで見ても歴然!非常にたくさんの種類の化粧水が販売されています。それだけ研究開発が進んでいるため、日本の化粧水の製造技術は非常に高いといえるかもしれません。
海外では、化粧水はクレンジング後のふき取り要素が強いようなので、もし海外旅行で化粧水を忘れてしまった!なんてときは美容液や乳液を購入するほうが安心かもしれませんね。
<参考・参照元>
ポーラ文化研究所 No.137 女性の化粧行動・意識に関する実態調査 スキンケア篇2016
化粧品の表示に関する公正競争規約 独立行政法人製品評価技術基盤機構
しゃばしゃばしたもの、とろっとしたもの、白濁しているもの、化粧水にはいろいろな種類があり、なんと日本人女性の約90%が使用しています。この使用率は世界でまれにみる高い数値です。
今回は皆さんが使用している化粧水には基本的にどのような成分が含まれているのか、簡単にご紹介いたします。
化粧水の目的って?
スキンケアアイテムは「化粧水」→「美容液」→「乳液またはクリーム」と段階を踏んでいくのが基本となっています。
それにはきちんとした理由があります。化粧水は、お肌(角質層)を柔らかくし、次に使用する美容液やクリームなどをなじみやすくするためのアイテムです。化粧水の構造としては、「水」と「水性成分」がそのほとんどを占めます。お肌に水だけをかけるとすぐに蒸発してしまうので、保水機能がある「水性成分」を加えることで保湿機能が付与されます。
保湿機能があるといっても、洗顔後、化粧水だけのケアではすぐに乾燥が起きてしまい、いずれごわごわのお肌になってしまうかもしれません。また、お肌になじむ水分量は限られていますので、化粧水をある程度なじませたら、美容液、乳液、クリームなどで最終ステップまで一気に進めるようにしてくださいね。
化粧水と美容液の構造の違い
では化粧水と美容液、この2つは何が違うのでしょうか。定義を確認すると、美容液は「化粧水と異なって粘度があり、保湿機能と共にクリームや乳液のようなエモリエント機能を持つもの」とされていて、エッセンスとも呼ばれます。
近頃は美容液のような高機能化粧水がたくさん販売されています。化粧水も美容液も80%以上が水性成分を占めていますので非常に似ている部分がありますが、美容液は目的に応じた美容成分が含まれていることが特徴といえます。
とはいえ、化粧品の種別は、消費者の方が商品を選択するための基準となるよう、化粧品メーカーが自由に決めることができます。そのため、製品によっては美容液より化粧水に美容成分がふんだんに入っているということもありますので全成分表示で配合成分を確認してみてください。
日本の化粧水は優秀!
とりわけ化粧水の使用率が高い日本は、ドラッグストアの品揃えで見ても歴然!非常にたくさんの種類の化粧水が販売されています。それだけ研究開発が進んでいるため、日本の化粧水の製造技術は非常に高いといえるかもしれません。
海外では、化粧水はクレンジング後のふき取り要素が強いようなので、もし海外旅行で化粧水を忘れてしまった!なんてときは美容液や乳液を購入するほうが安心かもしれませんね。
<参考・参照元>
ポーラ文化研究所 No.137 女性の化粧行動・意識に関する実態調査 スキンケア篇2016
化粧品の表示に関する公正競争規約 独立行政法人製品評価技術基盤機構