地球温暖化の原因にもなっている大気汚染。最近では、PM2.5や黄砂が深刻な健康被害を引き起こしています。こうした大気汚染物質は、お肌にも悪影響を及ぼしていて、シミやシワなどのエイジング現象を加速させているということが、最近の研究で分かってきました。
大気汚染とお肌のたるみ、環境問題と小じわ。一つ一つは一見、無関係のようにも見えますが、実はとても深いつながりがあるのです。

環境問題と肌老化。実は密接な関係があった！

大気汚染とは、空気中に大量の汚染物質が放出され、空気が汚れることを指します。
この汚染物質とは、工場の排煙や車の排気ガスから放出される二酸化炭素や二酸化窒素などの物質のことを言い、特に二酸化窒素は、やがて窒素ラジカルと言われる活性酸素になります。
PM2.5や黄砂も、こうした汚染物質の仲間。汚染物質は目に見えないほど小さいのですが、人間の体にとってその影響は大きく、アスベストのように物理的な刺激を与えます。具体的な健康被害としては、気管支や肺に炎症を引き起こすことが挙げられます。お肌の上では、活性酸素を発生させるなどその影響は大きいと言えます。

活性酸素は、シミやシワ、たるみなど、肌トラブルの原因になっていることはよく知られていますよね。そして、大気汚染や環境問題も、活性酸素を発生させ肌老化を進行させる大きな原因に深く関わっているのです。

大気汚染で生じた活性酸素にもフラーレンが効果的♪

活性酸素は、紫外線だけでなく、大気汚染とも関わりがあることがわかりました。最近の研究では、大気汚染が生み出す活性酸素でお肌の細胞が傷つくのを、フラーレンが抑えることが確認されています。大きな括りでの「活性酸素」ではなく、「大気汚染から発生する活性酸素」に対して起こり得るお肌の害から、フラーレンが守ってくれるということがわかったのです。「紫外線から発生する活性酸素」にも、フラーレンは効力を発揮します。大気汚染や紫外線からお肌を守りながら、エイジングケアができるという優れものなんですね。

エイジングサインは、様々な要因が複雑に絡み合って起こってしまうもの。例えば、紫外線ケアとして帽子・日傘を使ったり日焼け止めを塗ったりしていても、そのあとの洗顔や保湿ケアを怠れば、肌老化はどんどん進んでしまいます。だから、食事に気を付けたり、適度な運動を取り入れたりと、エイジングケアの方法もたくさんあります。エイジングを加速させるような活性酸素にはフラーレンで対抗、大気汚染にもフラーレンで対抗ですね♪