こんにちは、新米美容ライターの萩原かおりです。この連載では私の体験をもとに「初期老化」ケアについてご紹介します。今回のテーマは、くすみ。寒さと乾燥にさらされる冬は、肌にとって過酷な季節ですよね。私も起き抜けの肌や外気にさらされた肌のくすみが気になるようになりました。とはいえ、寒い冬に洗面台でじっくりスキンケアするのはつらい……。そこで私が実践している「お風呂でできるくすみケア」を3つご紹介します！

【1】顔のくすみはクレイパックでケア

顔は人に一番見られる部分。顔色がよくないと化粧映えも悪くなりますし、印象もよくありません。なにより自分の気分が上がらないですよね。

そこでオススメなのが「クレイパック」。クレイパックはいわゆる泥パックで、クレイとは乾燥させた粘土のこと。豊富なミネラルを含んでいて、肌の角質や汚れを吸着して取り除く働きがあります。角質がたまっているとくすみの原因になるので、要注意です。クレイは吸着力が高いため洗浄力も強く、ふだん落としきれない角栓などもオフしやすいそう。

初めてクレイパックをした時、洗い流した瞬間に顔色が2トーンくらい上がっていてびっくり！それ以降、1週間に1回のペースで続けています。比較的リーズナブルなのでデコルテまでたっぷりパックして、クレイが乾燥する前にぬるま湯で洗い流します。くすみケアにはもちろん、肌のキメも細かくなり、むくみまで取れている気がしました。クレイパック未経験の方は、ぜひお試しください。

【2】ボディのくすみはスクラブでケア

夏の紫外線ダメージ、肌に残っていませんか？ 私は夏に日焼けしてしまった部分が、真冬の今でもいまだに気になっています。手元など人目につくパーツも多いので、ボディのくすみケアも忘れず行いましょう。

クレイパックをしてもいいのですが、私は香りも楽しめる「ボディスクラブ」でケアをしています。スクラブもクレイパック同様、角質ケアにオススメのアイテム！塩ベースのものが多いですが、砂糖ベースのものもあります。自分で好きなオイルやアロマを使って作ることができ、手軽に実践できるのがうれしいポイント。

私は市販のボディスクラブの中から好きな香りのものを選んで使っています。指先でやさしくマッサージして、肌を傷つけないように注意しましょう。特にひざやかかとなど、角質がたまりやすい場所はくすみも出やすいので念入りにケアします。洗い流すとスベスベになってテンションが上がります。少しずつですが、ボディのくすみも気にならなくなってきました。

【3】乾燥によるくすみは洗い流すパックでケア

ここまで紹介したのは角質オフによるくすみケアですが、乾燥もくすみの原因になります。特に冬は乾燥しやすいので、くすみも出やすくなりますね。また、角質ケアをすると乾燥しやすくなるので、保湿ケアを合わせて行うと効果的です。

そこで私は洗い流すパックを活用しています。洗い流すパックはお風呂の中でスペシャルケアできる点が人気！ 髪の毛や体を洗っている間にパックするだけでモチ肌が出来上がるので、私もハマっています。

パックと言うと顔のイメージが強いですが、ボディ用のパックもあります（ボディコンディショナーとして売られていることも）。体全体に塗って洗い流すだけで、弾力のあるしっとりボディに仕上がるのは感動的！私は顔パックしている間にボディにもパックをして、最後にいっしょに洗い流しています。

「シートパックやボディバター、ボディミルクでのケアが続かない……」とお悩みの方は、洗い流すパックを試してみてはいかがでしょうか？また、くすみのない若々しい肌をキープするためにはビタミンC誘導体や、最近話題のフラーレンなどの抗酸化成分配合の化粧品を取り入れるのもオススメですよ。

文/萩原かおり