目力という言葉があることからもわかるように、目は見た目の印象を決める重要なパーツです。特にマスクが手放せない昨今、目元の印象が重要ですよね。目元専用のケア用品もたくさん販売されているので、日々お手入れやメイク法の研究に励んでいる人も多いかと思います。それでも色々と悩みはつきないのではないでしょうか。
そこで、目元のお悩みの中でも特に多い「笑いジワ」「パンダ目」「小粒目」について、それぞれの原因と改善方法をご紹介します。

笑顔の魅力を半減させる笑いジワの原因とは？

笑いジワは、目の周りにある眼輪筋という筋肉の衰えや、目元の皮膚が乾燥したりすることで現れます。笑いジワが気になって笑顔になることをためらってしまっては、せっかくの魅力も半減してしまいます。シワを気にせず思いきり笑顔になれるように、笑いジワを予防・改善するための方法を確認していきましょう。

笑いジワ対策はとにかく保湿が命！

笑いジワには下まぶたの目尻に深く刻まれるシワと、ちりめんのような細かいシワがありますが、どちらもお手入れの基本は保湿がおすすです。目の周りの皮膚は薄くてデリケートな上、皮脂腺が少なく乾燥しやすい部分です。クレンジングは目元専用のアイメイクアップリムーバーを使用して、ゴシゴシ擦らず優しく落としましょう。クレンジングの後は保湿力の高いクリームやパックで目元の潤いをキープしましょう。

パンダ目の原因はマスカラじゃなかった!?

ウォータープルーフのアイメイクアイテムを使っているはずなのに、夕方になるとマスカラやアイライナーがにじんでパンダ目になってしまうという方は、目元のたるみが原因かもしれません。

下まぶたにぷっくりとした涙袋があると、目の表情も豊かになり目力アップにもつながります。しかし、大きくたるんでしまった涙袋はパンダ目になりやすいだけでなく、目の下に影ができて実年齢よりも老けた印象を与えてしまいます。

温かくて気持ちいい！ホットマスクでパンダ目対策

目元のたるみケアとして取り入れたいのがホットマスクです。濡らしたタオルを電子レンジで30秒～1分ぐらい温めるだけで簡単に作れます。蒸しタオルで目元を温めて血行を促進させましょう。ホットマスクはたるみだけでなくクマの改善にも◎。

ホットマスクとあわせて下まぶたの筋力トレーニングも行えば、相乗効果が期待できます。光がまぶしいときの表情を作るように、下まぶたを引き上げる運動をスキマ時間などに続けてみて！

年齢と共に目が小さくなるって本当？

大きな目は相手に与える印象も強いため、少しでも目を大きく見せようと試行錯誤している女性も多いのではないでしょうか。しかし、年齢を重ねるごとに目が小さくなっているように感じることがあります。たるんでしまった上まぶたの皮膚がアイラインに覆いかぶさってしまっているのです。また、目の周りの筋肉が緩んでしまっていることも、原因として考えられます。


成人女性は1分間で約15回もまばたきをするといわれていますが、目の周りの筋肉や皮膚は起きている間は絶えず動き続けているので、気が付かないうちに疲労が蓄積され、シワやたるみとなって現れてしまうのです。
見た目年齢を若くする秘訣は美しい目元にあります。入念なケアでお悩みを解決して、若々しい目元を保ちましょう。


＜参考・参照元＞
【医師監修】表情筋トレーニングで目の下のたるみを改善！ | スキンケア大学