乾燥知らずのうるうるリップは女子の特権。唇から美しくなろう!
つややかにうるおった唇は、女性らしさを表すパーツのひとつ。肌のお手入れは気にしていても、唇については「とりあえずリップクリームを塗っておけばいいや」と、ケアをおろそかにしていないでしょうか? 少し手をかけるだけで、唇は見違えるほどうるうるになりますよ。
気付けば唇がガサガサに……その原因は?
唇は、頬などのほかの肌に比べて角質層が薄く、皮脂腺がほとんどありません。角質層が薄いため水分をキープする力が弱く、皮脂腺がほとんどないために自ら皮脂を出して皮膚を保護する力も弱いのです。
ゴシゴシとこするだけでも角質層の薄い唇は簡単にダメージを受け、バリア機能が失われてしまいます。そうするとさらに水分をキープできなくなり、乾燥が進む……という悪循環に陥ってしまうのです。
ついついお手入れをサボりがちな唇ですが、うるおいのある状態をキープしたいと思うのなら、正しいケアをする必要があります。
リップクリームの塗り方・選び方
一番身近で簡単なケアアイテムと言えば、やはりリップクリーム。「唇が乾燥しているな」と感じてからリップクリームを塗る人も多いと思いますが、本当はスキンケアと同じく“皮膚が荒れる前のケア”が大切です。
リップクリームは女性なら誰もが一度は使ったことがあるアイテムかと思いますが、正しい使い方が出来ているでしょうか? もしもリップクリームを塗るとき、唇の形に沿わせて横方向にすべらせているならちょっと待って。乾燥を予防するためには、唇のキメにあわせて縦方向に塗るのがおすすめです。
また、リップクリームを買うときにもコツがあります。パッケージのデザインや香りでセレクトするのもリップクリーム選びの楽しさではありますが、すでに乾燥が進み、荒れを感じている場合は「第3類医薬品」と表記されているものを選んでみましょう。「第3類医薬品」と書かれたリップクリームは“唇の荒れを治す”ことを目的に作られていて、一般的なリップと比較すると少し価格は高くなりますが、ほとんどのドラッグストアで販売されています。
うるうるリップを作るスペシャルケアテクニック
今すぐふっくらとしたうるうるリップになりたい!というときは、唇パックを試してみてはいかがでしょうか。基本的な方法は、
- 1. ホットタオルを用意し、そっと唇にあてて唇をあたためる
- 2. 唇にリップケアアイテムをのせる
- 3. ラップで唇を覆い、5分程度キープ
- 4. ラップを外しティッシュペーパーや柔らかい布でリップケアクリームをそっとふき取る
という、簡単な4ステップ。リップケアアイテムとして使うのは、自分の唇に合ったリップクリームやリップケアオイル、ワセリンなど自分に合ったケアアイテムを使いましょう。ただしパックをする時間には要注意。うるうるにしたいから……と、長時間パックし過ぎると逆に唇の荒れにつながってしまう可能性が。必ず時間は守り、唇の状態を見ながら、自分に合った時間を見つけてくださいね。
ついつい後回しにしがちなリップケアですが、唇は女性らしさを印象付けるパーツのひとつ。ぜひ今日からケアを始めてみては。
<参考・参照元>
【医師監修】唇の乾燥や荒れを防ぐケア方法 | スキンケア大学
【医師監修】慢性的な唇の荒れ、乾燥の原因と対処法 | スキンケア大学
医薬品のネット販売を安心して利用するために|政府広報オンライン